グッドノートを活用してノートや写真をPDF化したいと考えている方に向けて、この記事ではその具体的な手順を詳しく解説します。
グッドノートでは、写真や複数ページのノートを簡単にPDF化できますが、正しい取り込み方法やフラット化の設定が重要です。また、PDF化がうまくいかない場合や書き出しができない場合の対処法も紹介します。
PDFを読み込めない場合の原因についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
- グッドノートでの写真やノートのPDF化手順
- 複数ページのノートをPDF化する方法
- PDF化できない場合の原因と対処法
- フラット化の設定やPDF書き出しの注意点
グッドノートでPDF化する方法
PDF化する方法
- ノートをPDF化する方法
- 写真をPDF化する手順
- 複数ページをまとめてPDF化する方法
- フラット化の設定と注意点
- PDF書き出しができない場合の原因
ノートをPDF化する方法
グッドノートでノートをPDF化する方法は非常にシンプルです。
まず、PDF化したいノートを開きます。次に、画面左上にある「共有アイコン」をタップします。このアイコンは四角い枠から上向きの矢印が出ている形で、よく使うシェア機能のマークです。
次に表示されるメニューから「すべてを書き出す」もしくは「このページを書き出す」を選択します。
「すべてを書き出す」を選ぶと、ノート全体をPDFとして書き出すことができます。
「このページを書き出す」を選ぶと、現在表示しているページだけがPDF化されます。
選択後、フォーマットとして「PDF」を選び、「書き出す」ボタンをタップします。
表示されるメニューから「”ファイル”に保存」をタップしてください。
最後に、保存先を選んで「保存」をタップすると、PDF化が完了します。
注意点として、ノートに画像や手書きメモが多く含まれている場合、PDFファイルのサイズが大きくなることがあります。
この場合、ファイルの共有や保存に時間がかかることがあるため、必要に応じて画像の解像度を下げたり、不要なページを削除するなどの工夫をしましょう。
この手順で、グッドノートのノートを簡単にPDF化できます。
複数ページをまとめてPDF化する方法
グッドノートを使用すれば、複数ページをまとめてPDF化するのも非常に簡単です。
まず、PDF化したいノートを開きます。次に、画面左上にある「共有アイコン」をタップし、「すべてを書き出す」を選択します。
また、グッドノートでは、特定のページだけをPDF化することも可能です。左上のボタンから、サムネールを開きます。
続いて「選択」をタップ。
PDF化したいページを選んでから「書き出す」をタップしてください。
あとは通常のPDF化と同じ流れで保存できます。
このように必要なページのみを選んでPDF化することで、無駄なページを含めずに効率よくPDFファイルを作成できます。
写真をPDF化する手順
写真をPDF化する手順は、グッドノートを活用することで簡単に行えます。
まず、iOS標準の「写真」アプリからPDF化したい写真を選びます。次に、画面左下の「共有アイコン」をタップし、「GoodNotesで開く」を選択します。これにより、写真がグッドノートに送られ、新規ノートとして作成されます。
ここで、複数の写真を1つのPDFにまとめたい場合は、写真を選択する際に複数枚を選び、同じ手順でグッドノートに送信します。
写真がノートに取り込まれた後、好きな用紙サイズやレイアウトを調整し、「共有アイコン」→「すべてを書き出す」→「PDF」を選択すると、写真がPDFとして保存されます。
注意点として、iOS標準の「写真」アプリだけでPDF化する場合、A4やB5といった用紙サイズが選べないため、グッドノートを使用することで用紙サイズの自由度が高まります。
この方法を使えば、写真の配置やサイズを細かく調整したPDFを作成できます。
フラット化の設定と注意点
グッドノートでPDFを作成する際、フラット化の設定は非常に重要です。
フラット化とは、PDF内の要素を一つのレイヤーに統合し、編集ができない状態にすることを指します。この設定を有効にすると、PDFを他の人に共有した際に、手書きのメモや注釈が変更される心配がなくなります。
フラット化の設定は、PDF書き出し時のオプションから選択できます。具体的には、書き出しオプション画面で「フラット化済み」を選択するだけです。
あとは「戻る」をタップして保存を完了してください。この設定により、受け取った相手がPDFを開いても、内容を変更することができない状態になります。
ただし、注意点もあります。フラット化されたPDFは、一度保存すると元に戻せないため、後から編集が必要になる場合は、元のグッドノートファイルを別に保存しておくことをお勧めします。
また、フラット化するとファイルサイズが大きくなることがあるため、ファイルを送信する際には容量に注意してください。フラット化の設定を適切に使うことで、PDFの安全性を保ちながら、効率的にデータを共有できます。
PDF書き出しができない場合の原因
グッドノートでPDF書き出しができない場合、いくつかの原因が考えられます。
アプリのバグや動作不良がある
アプリのバグや動作不良が原因の場合、アプリやデバイスの再起動が効果的です。
また、アプリが最新バージョンでないと、書き出し機能に不具合が発生することがあるため、アップデートの確認を行ってください。
ストレージの空き容量が不足している
特に、大容量のノートや画像を含むPDFを書き出す場合、デバイスのストレージが圧迫されていると、書き出しに失敗することがあります。
この場合は、不要なファイルを削除して、空き容量を確保することが解決策となります。
間違った形式や範囲を選択している
例えば、「このページを書き出す」設定にしているのに、複数ページを選択していたり、逆に「すべてを書き出す」設定にしていた場合に意図しない動作をすることがあります。
このような場合は、設定を見直し、適切なオプションが選ばれているか確認しましょう。
特定のコンテンツやページに問題がある
重い画像や複雑な図形が含まれているページがあると、PDF書き出しが正常に行われないことがあります。
この場合は、問題のページを削除するか、画像の解像度を下げるなどして再度試みると、書き出しが成功することがあります。
グッドノートのPDF化についてのまとめ
この記事の内容をまとめておきます。
- グッドノートで写真をPDF化する手順を解説
- 写真を複数選択し、PDFとしてまとめる方法を紹介
- PDF化の際に用紙サイズやレイアウトを調整可能
- iOS標準の写真アプリでは用紙サイズに制限があるため、グッドノートを活用する利点がある
- グッドノートで複数ページをまとめてPDF化する方法を紹介
- 特定のページ範囲のみをPDF化する設定が可能
- 複数ページをまとめるとPDFファイルが大きくなる可能性がある
- グッドノートでのPDF取り込み手順を説明
- クラウドサービスとの連携が必要な場合がある
- 大容量のPDFは取り込みに時間がかかることがある
- グッドノートでPDF化ができない場合の対処法を紹介
- アプリやデバイスの再起動が有効な場合がある
- ストレージ不足が原因でPDF化が失敗することがある
- フラット化の設定でPDFの編集を制限できる
- フラット化したPDFは元に戻せないため、元ファイルの保存が推奨される