グッドノートを活用してノートをデジタル化している多くのユーザーが、2ページ表示や見開き表示を求めています。この記事では、グッドノートでの見開き表示方法や、PDFを複数ページまとめて表示する手順を詳しく解説します。
プリント設定やSplit Viewを活用することで、効率的にノートを管理し、より見やすくするための方法をご紹介します。初心者の方でも簡単に設定できる手順を提供しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- グッドノートで2ページ表示をする方法
- iOSのSplit View機能を使った見開き表示の設定手順
- プリント設定を利用してPDFを複数ページまとめて表示する方法
- Notefulで2ページ表示をする方法およびその特徴
グッドノートで2ページ表示をする方法
- Split Viewを使った見開き表示
- プリント設定で2ページを1ページに
- グッドノートでのPDF書き出し
Split Viewを使った見開き表示
iOS 15以降では、Split Viewを使ってグッドノートを2つのウィンドウとして並べて表示することで、擬似的な見開き表示が簡単に実現できます。この機能を活用することで、iPadの画面を効果的に利用し、作業の効率を上げることが可能です。
GoodNotesが画面の左半分に配置されます。
新しくグッドーノートが立ち上がり、右側に配置されます。
Split Viewのメリットは、iPadの大画面を最大限に活用できる点です。
例えば、左側のウィンドウに1ページ目、右側のウィンドウに2ページ目を表示することで、見開きのようにノートを閲覧できます。また、ページを個別にスクロールできるため、左右のページを独立して操作することが可能です。これにより、資料の比較や関連情報の同時参照が非常に効率的になります。
しかし、デメリットもあります。
Split Viewを使用すると、各ウィンドウの表示エリアが狭くなるため、内容が小さく表示されることがあります。また、ページをめくる際には、左右それぞれのウィンドウで個別に操作が必要です。さらに、他のアプリを同時に使いたい場合には、画面がさらに狭くなってしまいます。
このように、iOS 15以降のSplit View機能を使うことで、グッドノートでの見開き表示が簡単に実現できます。初心者でも手順を追えば設定が可能なので、ぜひ試してみてください。
プリント設定で2ページを1ページに
プリント設定を使えば、2ページを1ページにまとめた見開き表示のPDFとして保存できます。
上記の動画で解説されている手順をまとめておくので参考にしてください。
まず、見開きにしたいPDFをiPadのファイルアプリで開きます。
画面右上の共有アイコンをタップし、「プリント」を選びます。
印刷画面が表示されたら、下にある「レイアウト」をタップし、「ページ数」を2に設定するか、「ブックレットとしてプリント」を選択します。
必要に応じて「レイアウト方向」を調整し、ページの順番を確認します。
再度共有アイコンをタップし、「ファイルに保存」を選び、保存先のフォルダを選択して保存します。
保存したPDFをグッドノートに取り込みます。先頭ページが表紙の場合は、後で個別に取り込むこともできます。
この手順で、iPadだけで簡単にPDFを見開きにできます。
グッドノートでのPDF書き出し
グッドノートでも2ページ分の内容を見開き表示として配置できます。グッドノートから操作するだけなので、プリント設定を使用して2ページを1ページにまとめる方法と変わりありません。
「共有と書き出し」メニューが表示されます。
余白が気になる場合は用紙サイズをA4からB5に変更してください。
もしくは「ブックレットとしてプリント」を選択してもOKです。右綴じにしたい場合は「レイアウト方向」を適切に変更してください。
2ページを1画面で表示して書き込めるようになります。
この方法のデメリットは、用紙のサイズに合わせてレイアウトが固定されるため、細かな調整が難しいことです。
また、プリント設定を誤ると、意図した通りの見開き表示にならないことがあります。設定を確認しながら進めることが重要です。
このように、プリント設定を活用することで、グッドノートで簡単に2ページを1ページにまとめた見開き表示を実現できます。
グッドノート以外で2ページ表示ができるアプリ
- Notefulの特徴
- Notefulで2ページ表示する方法
Notefulの特徴
Notefulは、iPad向けのノートアプリで、多機能かつ使いやすいことで人気があります。
Noteful: Note-Taking on PDF
Noteful Technologies Ltd無料posted withアプリーチ
レイヤー機能
このアプリの最大の特徴は、レイヤー機能を搭載していることです。
レイヤー機能により、ノートを複数の層に分けて管理でき、各レイヤーごとに異なる内容を重ね合わせることが可能です。
例えば、背景レイヤーに画像を配置し、その上に手書きメモを追加することで、視覚的に整理されたノートを作成できます。
多彩なテンプレート
さらに、Notefulは多彩なテンプレートを提供しています。
基本的な罫線や方眼紙、音楽の楽譜テンプレートなど、さまざまな用途に対応しています。また、カスタムテンプレートも作成できるため、自分のニーズに合ったノートを作成することができます。
直感的なインターフェース
ユーザーインターフェースも直感的で使いやすいです。
ツールバーは画面の端に固定されており、必要なツールにすぐアクセスできるようになっています。ペンツールはボールペン、万年筆、ブラシペンの3種類があり、太さや色を細かく設定できます。
さらに、ペンのカスタマイズが可能で、自分だけの書き心地を追求することができます。
オーディオ録音機能
Notefulにはオーディオ録音機能もあり、講義や会議の内容を録音しながらノートを取ることができます。
録音はタイムスタンプ付きで保存されるため、後で簡単に再生して確認できます。
ただし、デメリットとしては、Mac版のアプリがないことです。
iPadやiPhoneでのみ使用できるため、Macユーザーにとっては少し不便かもしれません。しかし、iCloudを利用してデバイス間でノートを同期できるため、iPadで作成したノートをiPhoneで確認することが可能です。
Notefulで2ページ表示する方法
NotefulはSplit Viewを使うことなく、アプリ内で2ページ表示を実現できます。
グッドノートで2ページ表示にする方法まとめ
この記事の内容をまとめておきます。
- グッドノートで2ページ表示をする方法について解説
- iOS 15のSplit View機能を利用し、擬似的に見開き表示を実現
- 画面上部の3点アイコンからSplit Viewを選択
- Dockからグッドノートのアイコンをタップして新しいウィンドウを開く
- 左右のウィンドウにそれぞれ1ページずつ表示
- プリント設定で2ページを1ページにまとめる方法
- 見開きにしたいPDFをファイルアプリで開き、共有アイコンからプリントを選択
- レイアウト設定でページ数を2に設定し、PDFとして保存
- グッドノートでPDF書き出しも可能
- Notefulで2ページ表示する方法やレイヤー機能、多彩なテンプレートを紹介